夏は熱中症の死亡記事が目立つようになるが、赤ちゃんや幼児、子供から大人、中高年、高齢者まで季節を問わずに発生する「いつでもだれでも」なりえる病気が熱中症だ。症状はけいれん、意識障害などの神経系から、不整脈や発汗などの循環器系に及び、強くなると死にいたることもあるので正しい予防の知識と応急処置の対処法などを知っておく必要がある。ポイントは上手な水分補給だ。
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【CALL】まず人手を呼ぶ。
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【WATCH】ようすを観察する。
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【REST】休息させる。
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【COLD】冷やす。
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【WATER】水分補給。
詳細は右下の本文を参照のこと。
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●脱水症状の見分け方と処置
●硬水ミネラルウォーター
●ミネラルウォーターVS浄水器
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盛夏の日中など、炎暑環境のなかで体温の調節が利かなくなり、いろいろな障害が起る頃を熱中症と呼び、症状と進行度により、レベル1の軽症からレベル3の重症まで三段階に分けられている。軽度のものは、たちくらみや足のけいれん、数秒間の失神などがあり、この場合はすぐにスポーツ飲料などで水分を摂り、冷房の効いた場所に移して横になって休息する。熱中症は放置していると、意外に早くどんどん重症の方に進行し、めまい、頭痛、吐き気、下痢などを起こし、さらに進むと突然意味不明のことを叫んだり、興奮状態になったり、急に倒れたりする。このような場合はすぐに救急車を呼ばなければならない。
人間の体は体温が上昇すると発汗を増大させて体温をコントロールするが、暑さと運動による水分の不足などでこの機能が破綻し、内蔵や脳に送られるべき血液が大幅に減少して機能不全にいたるのだ。予防に欠かせないのが、定期的な水分補給で、体液に近いものを補給するのが望ましい。具体的にはスポーツ飲料を2〜3倍に薄めたり、食塩水にレモンを搾るなど。真水は体液の電解質が薄まりかえって脱水症状を促す恐れがあるので要注意。

熱中症は発汗や体温の問題だけととらえがちだが、内臓の機能低下もおこすことに注目してほしい。成長期にある幼児や子供が炎暑の中で運動をすることは、内蔵に大きなダメージを与える可能性があることを知っておこう。運動すると皮膚へ送られる血液量が増えて内蔵へ送られる血液量が少なくなり、それが長時間続くと腎不全や肝機能などの内臓障害が起こる。子供が「疲れた」「頭が痛い」「めまいがする」「食欲がない」などの体調不良を訴えだしたら、サボっていると決めつけずに、涼しい場所で休息させることも必要だ。とにかく重要なことは、こまめに水分補給をすることで、それも上記したように真水だけを補給しないように注意したい。これは熱中症のみならず、胃腸炎などのときにも同様。運動時の水分補給には子供用のイオン飲料などが最適な飲料とも言える。やむなく熱中症になってしまったり、かかってしまった人に出会わした場合は左の表の手順で応急処置をすること。
●【CALL/まず人手を呼ぶ】できるだけ周りの大人を呼び集め、急いで救急車を手配すること。
●【WATCH/ようすをしっかり観察する】意識、脈拍、呼吸、顔色、体温などを観察する。
●【REST/休息】風のある涼しいところや冷房の部屋に寝かせて休ませる。
●【COLD/冷やす】体温を下げることを優先。衣服を脱がせ体を湿らせて風をあてると良い。
●【WATER/水分補給】真水ではなく多少塩分が含有されているスポーツドリンクなどを補給する。
[CALL]→[WATCH]→[REST]→[COLD]→[WATER] 憶えておこう。